一見すると,近代化は貴族なんかの既得権益を有する層が,一掃されていく過程のようにも見える.
でも,実態は産業構造の変化や経済圏の拡大によって,行政の役割が拡大することに起因している.
例えば,封建制や部族制っていうのは,領主や部族の単位ではじめて生産活動が成立するから,必然的に成立する政体なんだ.
でも,例えば流通が盛んになって,手工業でも食っていけるようになれば,領主や部族に従わずにも生活が成り立つようになる.
同時にこの段階では,支配領域がぶつ切りの領主や部族では,物理的にも財政基盤的にも行政の役割を果たす事が難しくなるというか,領主や部族による家政がもはや統治でなくなってくるからこそ,行政が必要になってくる.
そして,行政権拡大は,国民生活にとって行政が必須になると同時に,国家に強力な権力を与えて,これが近代国家の基礎になる.
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handtomouseがmxcxrxjapanからリブログしました
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